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2016 年01 月31 日

高浜3号機臨界到達

 30日日経夕刊に、関西電力高浜原発3号機が臨界到達したとの記事が載っていた。
 そして、「??3,4号機が再稼働すれば関電の営業利益を年1200億円押し上げる。関電は再稼働で得る利益の一部を値下げの原資に充てる。」とあった。
 しかし、電気料金は総括原価方式だから役員等の給料も当然に引き上げられた上で、なおかつ1200億円の利益が出るのに、そのうちの一部しか消費者には還元せず、おまけに将来事故が起きたときも、今の東電のように国からの資金頼りというのはおかしいのではないか。高浜原発が事故れば、福井県民はもちろん、関西一円に被害が生じるし、何よりも関西の水甕琵琶湖の水が飲めなくなる。これらの国民の不利益の下に関電だけを儲けさせるというのは、どう考えてもおかしいのではないか。
 せめて、その営業利益は全額将来の事故に備えて引当金に計上して、取崩しは認めないということにすべきではないか。

投稿者:ゆかわat 08 :24| ビジネス | コメント(0 )

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